ハルうらら

ハルミネハル(Twitter:@Sketch_Haru)の日記用です.主に記録付けに書いていきます.

B'z SHOWCASE 2020 5ERAS 8820 レポート

11月の間,毎週行われていたB'zの配信ライブが素晴らしすぎて感動しまくったのでレポートにまとめます.

 

f:id:Harumine_Haru:20201107211736j:plain

本当に本当に最高でした

 

概要

今回のB'z SHOWCASE 2020 5 ERAS はB'z初の試みである配信ライブですが ,10月31日から毎週土曜日,5週にわたって配信ライブを行う催しになっています.しかも演奏曲の重複は一切なしで80曲近く演奏する事前情報があり,職場の昼休みにTwitterでこのニュースを見たとき大興奮したのを覚えています.

個人的にそれと同じくらい驚いたのは歴代のサポートメンバーと再び演奏するというもので,増田さんや大賀さんは勿論,徳永さんや田中さん,黒瀬さん,満園さんが日替わりで参加しています.私はBrotherhood時代のB'zが1番好きなのもあり,黒瀬/満園のリズム隊のB'zを見ることが出来ると聞いた時には最高に興奮しました.

以下,それぞれのライブでのセットリストと個人的に思い入れのあるシーンをつらつらと書いていきます.

 

 

Day1(10月31日)

セットリスト

1 だからその手を離して

2 BLOWIN'

B'zのSHOWCASEにようこそ!

3 星降る夜に騒ごう

4 BE THERE 

5 太陽のKomachi Angel 

6 Easy Come, Easy Go! 

7 GIMME YOUR LOVE~不屈のLOVE DRIVER~ 

8 ALONE 

9 あいかわらずなボクら 

10 Baby,you're my home 

11 Tonight(Is The Night)

12 どうしても君を失いたくない 

13 恋心 (KOI-GOKORO)

14 『快楽の部屋』 

15 ZERO 

16 RUN 

17 裸足の女神

 

個人的に思い出のある部分

・デビュー曲のPVを再現して始まった『だからその手を離して

・聞けると思っていなかった『星降る夜に騒ごう』,『どうしても君を失いたくない 』

・ブラス隊も参加した『GIMME YOUR LOVE~不屈のLOVE DRIVER~ 』

・無観客ならではの『BE THERE』,『ALONE 』の演奏後の静けさ

・壁への投影を活かして教室風に+フォークソング同好会復活

・徳永氏の熱いリコーダーソロ

・まさかの『『快楽の部屋』』で変な声が出てTwitterにトレンド入り

 

まず始まり方がファンにはたまらない非常に粋な演出でした.ギターや衣装にPCR検査済みのステッカーが貼ってあったりする遊び心も見えてほっこりしました.

これはこの先のライブでもそうだったのですが,普段のライブでは絶対見れないような,無観客ならではの演出が非常に多くて感動しました.初日だと『だからその手を離して』,『GIMME YOUR LOVE~不屈のLOVE DRIVER~ 』,『『快楽の部屋』 』での客席を利用した演出,『ALONE 』,『あいかわらずなボクら』.『Baby,you're my home 』,『恋心 (KOI-GOKORO)』で壁へのマッピングなど,魅せる演出にも非常に強い拘りを感じました.

そして初日の時点で超定番曲の『BLOWIN'』,『ZERO』,『RUN』,『裸足の女神』を演奏して,Day2以降本当にこれやらないの!?なんて正直半信半疑でした.Pleasureツアーでも定番の『BAD COMMUNICATION』や『孤独のRunaway』を演奏しなかったのが少し意外でしたが,SHOWCASEならではのレアな曲が非常に多くて初日から大満足.

 

Day2(11月7日)

セットリスト

1 LOVE IS DEAD

2 おでかけしましょ

B'zのSHOWCASEにようこそ!

3 Don't Leave Me

4 闇の雨 

5 YOU & I 

6 夢見が丘 

7 love me, I love you

8 もうかりまっか 

9 The Wild Wind

10 HOME 

11 ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~

12 スイマーよ!!

13 Liar! Liar! 

14 さまよえる蒼い弾丸

15 Calling 

 

個人的に思い出のある部分

・7th Bluesのアルバムを再現した電話でのやりとり→『LOVE IS DEAD』でスタート

・非常にレアな選曲が目立つセットリスト

・『love me, I love you』でのPV再現+Zepp Haneda の施設案内

・黒瀬&満園,友情出演

・まさかの『もうかりまっか』と稲葉浩志のぼやき,おもちゃの銃

・茶番からの『The Wild Wind』のギャップ

・茶番からの『HOME』のギャップ

・『Liar! Liar!』イントロでのシンセイントロ

・エンディング後に再び電話でのやりとり.『F・E・A・R』を気に入る外人.

 

またしても粋なライブの始まり方で,リアルタイムで見たときは鳥肌が立つ&悲鳴に近い声が出ました.ファンの心をグッと掴むような粋過ぎる演出はこれだけではなく.『love me, I love you』でのPV再現をしながらの施設紹介は「こんな演出の仕方があるのか!!」と非常に衝撃を受けました.乾杯する稲葉さんや柱に囲まれてギターソロを弾くTAKなど,分かる人には分かるツボを押さえた演出が最高過ぎて・・・個人的にはこの曲と演出が今回の5Eraでのハイライトです.

このDay2はかなりレア曲の多いライブだったと思います.『LOVE PHANTOM』や『ねがい』,『MOTEL』,『Real thing shakes』,『MOVE』,『FIREBALL』などシングル曲が多くある世代ですが2nd beatやアルバム収録曲も多く演奏してきたのが最高でした.Endless summerやEpic Nightで映像化された曲もいくつかありますが,それを合わせたとしても『おでかけしましょ』は2007年のSHOWCASE映像作品以来ですし,『もうかりまっか』は初映像化だったと思いますので,コアなファンにはたまらない内容だったんじゃないかと.個人的には『The Wild Wind』が聞けて最高でした・・・炎とのマッチングも良き・・・

そして最後にまた電話でのやりとりの演出があり,私がB'zで1番好きな『F・E・A・R』の話題が出て嬉しすぎて震えました.元々Day3が1番楽しみにしていただけあって,この演出は個人的に超ツボを抑えられたような気分でしたね・・・

 

Day3(11月14日)

セットリスト

1 ギリギリchop 

2 ながい愛 

B'zのSHOWCASEにようこそ!

3 F・E・A・R 

4 Seventh Heaven 

5 野生のENERGY 

6 May 

7 GOLD 

8 Blue Sunshine 

9 Thinking of you

10 Blue Sunshine 

11 熱き鼓動の果て 

12 今夜月の見える丘に 

13 IT'S SHOWTIME!! 

14 juice 

15 ONE 

16 Brotherhood 

17 ultra soul 

 

個人的に思い出のある部分

・夢にまで見たBrotherhood期のメンバー+大賀修好がサポメンのB'z

・夢にまで見た黒瀬&満園リズム隊での『ギリギリchop』,『ながい愛 』,『F・E・A・R』,『ONE』,『Brotherhood』

・レア過ぎた『May』,『Thinking of you』

・施設,楽屋紹介,思い出振り返りコーナー,アコギでの演奏

・向かい合った円形での演奏

・『juice』でのコール&レスポンス,黒瀬蛙一の雄叫び

・『Brotherhood』→『ultra soul』の繋ぎ

 

Day3,本当に全てが最高でした.理由としてはやっぱりサポートメンバーです.私はBrotherhoodのアルバムが本当に大好きで,人生を変えられた作品と言っても過言ではありません.アルバム制作のドキュメンタリー映像やonce upon a time in 横浜のライブ映像も何回見たか分からないレベルです.この時の黒瀬&満園のリズム隊が加入したB'zがバンドとしても人柄としても物凄く大好きでしたが,「いつかまたこの編成を見てみたいけどそれはあり得ないだろうな・・・」なんてずっと諦めていました.冒頭にも書きましたが,ライブの開催と同時に発表されたサポートメンバーの一覧を見たときは本当に嬉しかったですし自分の目を疑う位の衝撃でした.今年1番嬉しかったといっても過言ではなく,一つの夢が叶った瞬間でもありました.

そんな方々が演奏するBrotherhood期の曲はどれも震えるほどカッコよかったですし,しかも自分の1番好きな『F・E・A・R 』まで演奏してくれたのですからもう最高としか言いようがないです.それ以外にも『野生のENERGY 』や『IT'S SHOWTIME!!』での音のブ厚さも半端なかったです.これぞ「自分が好きなゴリッゴリのリズム隊の音!」というのを堪能できたライブでした.

前回に引き続き施設紹介と稲葉&TAKによるやりとりがあったりなど普段のライブや映像作品では見ることのできない姿も沢山見ることができてよかったですね.『Thinking of you』を演奏する二人を見て,アコースティックライブとかもいいんじゃないかなと思いました.それこそレア曲の宝庫だと思うのできっと需要ありまくりのはず・・・!

終盤の『ONE』→『Brotherhood』→『ultra soul』の流れも非常によかったです.超大定番ですが,『ultra soul』はやってくれるとやっぱりテンション上がります.HINOTORIツアーからやっているイントロでのサスティン音ホント最高.

 

 

Day4(11月21日)

セットリスト

1 ARIGATO 

2 Fever

B'zのSHOWCASEにようこそ!

3 SPLASH! 

4 永遠の翼 

5 ゆるぎないものひとつ

6 DIVE

7 パーフェクトライフ 

8 MY LONELY TOWN

9 OCEAN 

10 BURN -フメツノフェイス- 

11 イチブトゼンブ 

12 衝動 

13 BANZAI 

14 愛のバクダン

15 いつかまたここで

 

個人的に思い出のある部分

・まさかな~と思っていたら本当に1曲目にきた『ARIGATO

・声絶好調シャウトの『Fever』

・個人的に聞けて超嬉しかった『永遠の翼』,『ゆるぎないものひとつ』,『MY LONELY TOWN

・『DIVE』→『パーフェクトライブ』の神繋ぎ

・「炎のギタリストTAK MATSUMOTO!!」からの『BURN -フメツノフェイス- 』

プロジェクションマッピング活用での『BURN -フメツノフェイス- 』のPV再現

・『イチブトゼンブ』のイントロででコナンのテーマ

・『BANZAI』で施設,スタッフ紹介

・『愛のバクダン』で大量のハート風船,スタッフの高速撤収

・予想外だったラスト『いつかまたここで』

 

Day4はシングル曲が多めに固められたセットリストだったように思います.ただ,この時期のシングルはなかなか演奏機会が少ないものが多く,小出しに演奏される印象の曲が多かったので,世代でまとめて演奏してくれたのは個人的にとても嬉しかったです(『SUPER LOVE SONG』意外のシングル曲は全部やってるんじゃないでしょうか?).『ARIGATO』,『永遠の翼』,『ゆるぎないものひとつ』は勿論レアですし,日本語版の『SPLASH!』も実際のところかなり久々の演奏だったんじゃないかと思います.

公式からのアナウンスでドラムが黒瀬蛙一さんから田中一光さんに交代されており,図らずも田中&満園のリズム隊が見ることが出来た訳ですが,こちらも大変素晴らしかったです.というか田中一光さんのドラムはタイム感が凄く好きです.個人的にはシェーンや黒瀬さんとも違った,ずっしりしすぎずにグイグイと前に出てくれる感じ.『OCEAN』とか『愛のバクダン』を聞いていて特にそれを強く感じました.

客席とプロジェクションマッピングを使った『BURN -フメツノフェイス- 』でのPV再現は純粋にすげー!!と感動しました.今回の5Eraはとにかくこういった演出への力の入れ方も尋常ではなく,観客がその場にいない無観客ならではの強みを活かしたライブだったと思います.コロナ中いくつかのアーティストの配信ライブを見ましたが,ここまで無観客である事を活用したアーティストはいなかったので非常に新鮮でした.

あと『OCEAN』は良い曲だなと改めて思いました.

 

Day5(11月28日)

セットリスト

1 GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- 

2 さよなら傷だらけの日々よ 

B'zのSHOWCASEにようこそ!

3 声明 

4 HEAT

5 Classmate

6 フキアレナサイ 

7 世界はあなたの色になる 

8 Still Alive 

9 マジェスティック 

10 WOLF 

クイズコーナー

11 YES YES YES (新曲)

12 RED 

13 有頂天

14 C'mon

15 兵、走る 

 

個人的に思い出のある部分

・ゴリゴリに重い2曲からスタートで爆裂にテンションが上がる

・ドローンを活用した臨場感あふれる映像

・スーツ+グラサンからの『声明』

・バラード枠に意外な選曲だった『Classmate』

・『世界はあなたの色になる』→『Still Alive』の神繋ぎ

・増田さんによる「On Vocal 稲葉浩志~!」の紹介

・『マジェスティック』でのコーラス部隊のハモり

・初の試みクイズコーナー「LIVE演奏回数ランキング」

・不正解答を見た『裸足の女神

・松本「『ultra soul』におんぶにだっこ」

・宣言通り?の新曲披露

・『有頂天』でのコール&レスポンス

・やってくれると信じていた『C'mon』

・『兵,走る』での信じられないくらい大量の花吹雪

・最後に全員集合,涙を流す黒瀬さんでこっちも泣く

・エンディングでメイキング映像+『グローリーデイズ』

 

 

最終日のDay5ですが,自分がリアルタイムでB'zを聞き始めたのがこの世代からだったのもあって,Day3と同じくらい楽しみにしていました.

初めて購入したアルバムが『C'mon』,リアルタイムで購入して聞いていたのが『GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- 』のシングルでしたので,『GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- 』から始まった時はめちゃめちゃ興奮しました.そしてそこからの『さよなら傷だらけの日々よ』とゴリゴリにヘビィな曲が続き,もうこの時点で大満足のセトリが確定していたくらいです.

時代背景的にも最近はあまりシングルを出していないと思っていましたが,世代単位でみると結構作品としては出ていましたね.今回もやっていないのは『Don't wanna Lie』くらいでしょうか.他の世代と比べるとバラードのシングルが少ないので2nd beatの『Homebound』あたりは演奏するんじゃないかな~と思ったのですが,『Classmate』を演奏したのが意外でした.Day4のセットリストに関して,稲葉さんが「あんまり一息つく場所がない」と言っていましたが,こうして見るとなかなかDay5も激しい曲が多かったのでは?と思えてきます.2011~2019までと間隔的にはかなり長かったと思いますが,現時点での新作であるNEW LOVEからも『マジェスティック』,『WOLF』,『兵,走る』をやってくれたのが嬉しかったです.

MCにて増田さんが「ツアーの初日が連続で続いている感じ」と仰っていましたが,実際この企画はかなりミュージシャン泣かせの企画だと思います.特に大賀さんと増田さんは80曲覚えてきているのホント凄いっす・・・

そして謎のクイズコーナー,「B'zライブ演奏回数ランキング」では演者の方々が曲を当てるというコーナーでしたが不正の茶番が笑ってしまいました.

いつだったかの会報(2000年より前だった気がする・・・)で似たような質問が出ていて,確かそこには『ZERO』と『BAD COMMUNICATION』がほぼ同率一位みたいな記載があったのを覚えています.実際未だによくやってる曲ですし「1位は絶対『ZERO』だろうな」なんて見ていたのですが,1位は『ultra soul』で『ZERO』は2位でした.92年発売でライブの定番曲なのにいつの間にか抜かれていたことにも驚きましたが,それよりも3位が『さまよえる蒼い弾丸』だったのが意外過ぎました.確かに映像作品だけ考えても結構演奏されている気がしますが『juice』より上だった衝撃.

 

世の時代的に「絶対やってくれ・・・」と信じていた『C'mon』を演奏してくれて,半泣きになりながら「あ~終わってしまった・・・」と思っていた矢先の『兵,走る』は自分にとってアンコールのような感じで,ブチ上がった気持ちの昂ぶりが抑えきれませんでした.

最後全員集合で黒瀬さんが泣いていましたが,思わずもらい泣きしてしまいました.

 

ライブ演奏回数ランキング TOP10

1 ultra soul
2 ZERO
3 さまよえる蒼い弾丸
4 juice
5 裸足の女神
6 LOVE PHANTOM
7 イチブトゼンブ
8 ギリギリchop
9 BLOWIN'
10 Easy Come, Easy Go!

 

 

総括

まさに夢のような時間でした.今回の配信ライブを通して改めてB'zが好きになりましたし,こういった状況下でも環境に順応していくアーティストの勇姿を見ることが出来て非常に元気を貰えた気がします.

自宅での視聴という形なので,始まる前は「映像作品を見る感覚に近いのかな」なんても思っていたのですが,セットリストを知らない状態で視聴しているのもあって,「あの曲が来た!」ってリアルタイムでの感動があったのが新鮮でした.前までだと映像を見ながら「ここはこういう繋ぎで入るのか~」とか「このアレンジでの演奏いいな~」というのが楽しみだったのですが,今回はそれに加えて「次は何の曲がくるんだろう」というドキドキ感があって楽しかったです.

勿論生でライブをみたいという気持ちが何よりですが,B'zは元々ライブの抽選倍率が高く,見たくてもライブを見れない事が多いですので,是非今後も配信ライブという取り組みは続けていってくれると嬉しいです.コロナ渦の中ではありますが,新たな音楽の楽しみ方に気が付くことが出来て良かったと思います.

11月中は毎週土曜日にライブがあった訳で,完全にそれに合わせた生活が染みついてしまったため来週からどうやって生活していけば良いか分かりません.元々どんな生活していたか思い出せない・・・

興奮が冷めやらないので過去の映像作品を楽しみながら次の作品も楽しみに待ちたいと思います.素敵な時間をありがとうございました.おつかれ-!

 

ハル